のりぴーの徒然日記

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赤ちゃんのうちに脳を発達させるための遊びとは!?「育脳」のススメ!

最近よく耳にする「育脳」という言葉の意味をご存知でしょうか?何となくは、イメージできるかもしれませんが、具体的に説明できないお母さんが多いかもしれません。

育脳とは、赤ちゃんが3歳位になるまでの間に、様々な遊びなどを通して刺激を与えることで、脳の発達を促していくことです。特に、0~1歳児は脳が劇的に発達する時期
ですので、より多くの刺激を赤ちゃんの脳に与えるよう心がけましょう。

では、生後すぐの赤ちゃんを、どのようにして遊ばせるのが脳の成長に良いのでしょうか。結論から言いますと、「五感をフルに刺激する遊び」や、「指先を使う遊び」などが、脳の発達に欠かせないものであり、親子でコミュニケーションをとることによって脳そのもを鍛えていくことになります。後程、具体的な育脳のための遊びについて説明いたします。

因みに補足ではありますが、赤ちゃんの脳はママのお腹の中にいるときから既に成長を始めているのです。妊娠3か月ごろに出現する赤ちゃんの脳は妊娠6か月ごろまでに約10倍の大きさになります。お腹の赤ちゃんに優しく話しかけたりすることで、既に育脳が始まっているという事を認識しておきましょう。


育脳に良い遊びとは

では、育脳に関して、具体的に脳の発育に欠かせない遊びを紹介いたします。冒頭に申し上げたように、3歳位までは「五感をフルに刺激する遊び」や、「指先を使う遊び」などが非常に大切だということになります。

 

①五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を刺激する遊び

・音が出たり、光ったりするオモチャで遊ばせたり、目で追わせたりすることで脳を刺激。オモチャを目で追わせることは、赤ちゃんの脳を著しく発達させることに繋がる。

・母親や父親から赤ちゃんに話しかけ、視覚・聴覚を刺激することで同時に脳の前頭葉が刺激される。

・自然や動物と触れ合う機会を与える。

・クラシックなど、自律神経のバランスを整えるような良い音楽をたくさん聞かせ、表現力や感性を磨く。

・本の読み聞かせ。特に何歳から、という基準はないが、生後3~4か月頃から始めるお母さんも結構多いらしい。これは、3歳位までと限定せずに、子供自身がある程度本を読めるようになるまでは続けた方が良い。


赤ちゃんは、生後1年位までに五感を担う脳の領域がほぼ出来上がるそうです。五感を刺激することは、脳の発達には欠かせないことなので、なるべく早い時期から始め、継続するようにしましょう。

お母さんは、普段から授乳や抱っこといったスキンシップを取っていて、かなり負担も多くなってくることから、お父さんの協力を仰ぎつつ、2人で愛情を注ぎながら育脳に注力しましょう。

 

②指先を使ってする遊び

・生まれて直ぐであれば、お母さんやお父さんの指などを握らせて遊んであげる。

・柔らかく小さなボールなどを握らせたり投げさせたりする。

・つまみがついたピックアップパズルという知育玩具は指と脳を同時に使うのでオススメ。

・針金にビーズを転がしていくビーズコースターが人気。

・おもちゃを目で追わせると同時に、近くに置いて手で取らせるようにする。

 

赤ちゃんは、周囲を見渡して、目についたものを触ったりしゃぶったりして自ら学ぼうとします。指先から受ける多くの感覚が大脳を発達させ、更に運動神経を高める効果を生み出すのです。

指先を動かすことは脳の刺激と成長に直結するので、日常生活の中で指先を使った遊びをなるべく多く取り入れ、毎日続けるようにしましょう。ただし、おもちゃで遊ばせる場合、赤ちゃんに預けっぱなしにするのではなく、お母さんやお父さんも一緒になって楽しむことを忘れないで下さい。

 

まとめ

「育脳」とは、3歳くらいまでの間に様々な遊びを通して刺激を与え、脳を発達させることです。特に0~1歳にかけて脳は急速に発達するため、なるべく早いうちから「育脳」を始める必要があります。

そのための方法として、主に「五感を刺激する遊び」と「指先を使ってする遊び」があり、いずれも日々の生活の中で実践し継続することが大切です。

また、これらの遊びを続けていく中で、お母さんとお父さんが深い愛情をもって接し続けることが、赤ちゃんの脳の成長をより促すことになるので、そのことを忘れないで下さい。


以上、参考になりましたら幸いです。