のりぴーの徒然日記

貴方のお悩み事や知りたいことを独自の視点で分析します!

お彼岸っていつすればいいの?秋分の日が良いってホント?

日本人にとって大切な行事といえばお彼岸ですよね。お彼岸は日本に古くから伝わる伝統行事であり、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるための大事なイベントです。

しかし、お彼岸は一体いつやればいいのか、知らない方も多いのではないでしょうか。お彼岸は秋分の日が良いと聞いたことがあるかもしれませんが、これって本当なのでしょうか?ここでは、そんなお彼岸についての解説をしていきたいと思います。

 


お彼岸はいつするのが正解?また、お彼岸の時期の理由について解説!

 

お彼岸ですが、一体いつすればいいのでしょうか?秋分の日が良いというのは本当なのでしょうか?結論から言えば、お彼岸は秋分の日と春分の日を中日として、それぞれ前後3日の間で行うのが良いとされています。正確に言えば、お彼岸は秋分の日と春分の日の前後でやるということになります。

秋分の日のお彼岸は秋のお彼岸と呼ばれます。秋分の日は毎年変わるのですが、2023年は9月23日(土)です。従って、その前後3日間ということで9月20日から26日の間がお彼岸の時期となります。

ちなみに2023年の春のお彼岸は既に過ぎており、春分の日は3月21日(火)でした。3月18日から23日までの間がお彼岸の時期ということになります。

では何故お彼岸がこの時期になったかというと、実は仏教の考え方に秘密があります。春分の日秋分の日は昼と夜の長さが同じです。太陽は真東から登って、真西に沈んでいきます。

この真西という方角ですが、この方角の先に仏教では極楽浄土があると考えられています。ご先祖様が暮らしている極楽浄土への道筋がわかりやすく、春分の日秋分の日にお墓参りをすると良いとされているのです。

 

お彼岸では一体何をすればいいの?やることを解説!

お彼岸には、実際どのようなことをやれば良いのでしょうか?続けて解説をしていきます。


・ご先祖様への挨拶


まずお墓参りではご先祖さまへの挨拶をするようにしましょう。日頃からの感謝を込めて挨拶とお参りをするようにします。お墓参りでの作法は特別に決まっておりません。とはいえ気持ちが大切ですので、しっかりと手を合わせ心を込めてお参りをするようにしてください。

 

・お墓の掃除

 

続いて、ご先祖様のお墓の掃除をするようにしましょう。ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、お墓を掃除することで、より気持ちが伝わります。仏壇の掃除の場合は、埃などを払って、柔らかい布で仏具を綺麗にしてあげましょう。

お墓の掃除の場合は、墓石を綺麗に磨きながら水洗いし、周囲の草むしりなども合わせて行えば、お墓をきれいに保つことができ、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えることが出来ます。

お寺や霊園では、掃除に使うほうきや柄杓、桶を貸し出していることが多いので、それらを使って、しっかりとお墓の掃除をしてあげてください。

 

・御供物をする

 

お墓参りをする際には、しっかり御供物をするようにしましょう。一般的には、秋のお彼岸にはおはぎ、春のお彼岸にはぼた餅と言われています。

実は、このおはぎとぼた餅ですが、言い方が違うだけで中身はほとんど同じです。正確には、おはぎの方が小降りで、餅米やうるち米の違いなどがあるのですが、それはそこまで気にしなくて良いです。時期によって言い方が違うといった程度で覚えておきましょう。

仏壇に備える場合は、そのままお供えをして、御供物が腐らないうちに食べるようにしましょう。

お墓に備える場合は、そのまま残しておくと、腐ったり鳥が寄ってきて散らかすなど迷惑がかかってしまいます。従いまして御供物と言っても、一旦供えたらしっかり持ち帰るようにしてください。

またお彼岸の定番として菊の花を備えることも多いです。花の場合はお供えをしたら、管理人さんに回収を依頼しておけば良いでしょう。もし、それが無理でしたら軽く備えた後で持ち帰るようにしてください。


まとめ


このようにお彼岸は秋分の日、春分の日の前後3日の間で行われます。そして、その時期に定められているのは、仏教的な理由があります。

お彼岸でお墓参りをする際には、しっかり心を込めてお墓参りをするようにしましょう。そして、ご先祖様との絆をいつまでも大切にしてください。